2017-04-12 第193回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第4号
○参考人(小田切徳美君) おっしゃるとおりで、ある研究者がこういうことを言っています。今の若者は農山村と都市をフラットに考えている、どちらが優れているか、どちらか劣っているかという考え方は基本的にしない。
○参考人(小田切徳美君) おっしゃるとおりで、ある研究者がこういうことを言っています。今の若者は農山村と都市をフラットに考えている、どちらが優れているか、どちらか劣っているかという考え方は基本的にしない。
○参考人(小田切徳美君) まさにそのとおりだろうと思います。 ただ、強調しておりますように、非常に地域間格差が大きい、別の言葉で言うと、日本地図に落としてみると物すごく大きなまだら現象が起きております。そういう意味で、それぞれの地域がもっともっと輝いていくことによって多くの移住者を受け入れるような、そういう仕組みと支援策が必要なんだろうと思います。
○参考人(小田切徳美君) これも繰り返しになりますが、一番最初の核になる方は、何といっても地域の魅力によって引き付けられていきます。そういう意味で、地域が輝くということが何よりも第一歩ではないかというふうに思っております。
○参考人(小田切徳美君) 私は舟山委員と完全に実態認識あるいは課題認識を共有化しております。 まさにそうであるがゆえに、地域づくりにおける暮らしの物差しづくり、物差しをつくり上げていくということが大変重要だろうというふうに思っておりまして、これは相当の努力が必要だろうというふうに思っています。
長谷川大紋君 橋本 聖子君 森 まさこ君 澤 雄二君 大門実紀史君 事務局側 第二特別調査室 長 今井 富郎君 参考人 明治大学農学部 教授 小田切徳美君
○参考人(小田切徳美君) 具体的な地名を挙げることはできませんが、今、佐藤委員がおっしゃったように、交流から準定住、そして定住というステップアップ、それに応じて、例えばオーナー制から貸し農園、これは市民農園法がサポートしておりますが、そして農地を借り入れて実質上農業者になっていくという、そういうふうなステップアップをしているような、そういうふうな事例も幾つか出始めております。